でまとめる。:
多くのトレーダーはレンジ相場に簡単なルールと迅速で明確なシグナルを求めるため、「RSI RCI 違い」や「RCI RSI」を検索します。この2つのオシレーターには共通点がありますが、構造が異なって価格に対して異なる反応を示します。RSI(相対力指数)はある時間枠の損益バランスを計測します。RCI(順位相関指数)は時間の経過による価格推移を比較し、現在の価格と最近の履歴の相関性を示します。RSIとRCIの本質的な違いにより、重要な転換時に矛盾する理由が裏付けされ、この傾向はレンジ相場で強調されます。
多くの意見を実証するため、Forex Tester Onlineでは新たなバックテストを実行しました。2024〜2025年のUSD/JPYペアをH1時間枠で使用して本格的なスプレットと手数料を適用すると、RCIは58%の勝率を示す一方、RSIは52%の勝率を示しました。同じルールを適用したらRCIにも2.1倍多くのシグナルが表れました。言い換えると、RCIはこの環境でもっと迅速かつ頻繁に反応した一方、RSIの反応は限定的でした。通貨ペアや対象期間によって結果が異なるため、共通する傾向として捉えずに、ごく一部の事例として考えましょう。
このガイドでは、ご自身で判断してテストする内容について解説します(RSI計算式とRCI計算式についてわかりやすく説明し、買われすぎ・売られすぎなどの実用的な閾値、両者がシグナルを出すタイミング、再現できる比較例を取り上げます)。実際のトレードを実践する前にシグナルを確認するため、様々な範囲に適用できる簡単なトリプルRCIテンプレート、ダイバージェンスを見分ける方法、Forex Tester Onlineですべて手法を確認する簡単な手順も紹介します。
それでは、見てみましょう。
RSIとは?計算式と基本的な見方
RSI(相対力指数)は0〜100の数値で最近の損益比率を測定します。ローソク足を1つずつ確認せず、モメンタム変化や短期的な極端数値を特定できるようにします。

計算式(14日期間の例)
RSI計算式:RSI = 100 − [100 / (1 + RS)]
- 利益 = Nバーを超える上昇クローズの平均
- 損失 = Nバーを超える下降クローズの平均
- RS =(14日間の終値の上昇幅における平均)/(14日間の終値の下落幅における平均)
主な水準
- 70 = 買われすぎ(反転して下落するリスク)
- 30 = 売られすぎ(反転して上昇するリスク)
- 50 = トレンド転換点を示す基準線(超えると強気の傾向、下回ると弱気の傾向)
目安として選択するメリット
- 読みやすくて設定しやすい
- ボリンジャーバンドやMACDとうまく連動し、確認するために使用できる
- 一部のオシレーターよりもシグナルが少なく、ノイズが軽減される
Forex Tester Onlineで使用する方法
- チャートにRSI(14)を読み込んでダイバージェンス(価格が新たな高値を記録してもRSIは高値を記録しない、またはその逆)をマーキングします。
- 範囲(フラットセッション中のUSD・JPYペアなど)では、70/30に達した後にフォロースルーが遅れて発生します。50の線と構造を参考にしてエントリーをフィルタリングします。
※Forex Tester Onlineをお持ちでない場合、 この初心者向けFTO使用ガイドを参照するか、下にスクロールして「Forex Tester OnlineでRCIまたはRSIをテストする方法」の部分をご覧ください。
RCIとは?順位相関の強みと計算式
RCI(順位相関指数)は、ある時間枠で時間と価格推移の相関性を示します。RCIは生の価格変化(RSIなど)を比較せず、時間経過によるポジションと相関して、最近の価格が高くまたは低く推移しているか示します。範囲内のローテーションに対して敏感に反応します。

数値と主なレベル
- 範囲:-100〜+100
- +80 = 買われすぎゾーン(反転して下落するリスク)
- -80 = 売られすぎゾーン(反転して上昇するリスク)
- 0ライン = 中立/バイアス転換点
計算式(コンセプト、Nバー)
RCI計算式:RCI = 100 × [1 − (6 × Σ dᵢ²) / (N × (N² − 1))]
- 各バーの時間を1からNまでランク付けします(最古=1、最新=N)。
- 各バーの価格を1からNまでランク付けします(最低=1、最高=N)。
- 各バーの「i」には、ランクの差「dᵢ」を計算します = time_rankᵢ(時間ランク)− price_rankᵢ(価格ランク)
- Σ dᵢ² = 日付の順位と価格の順位の差を2乗して合計した数値
直近の価格が時間枠内で連続的に上位の水準を推移している場合、RCIは+100に沿って推移します。逆に下位の水準を推移している場合、RCIは-100に沿って推移します。
目安として選択するメリット
RCIはレンジ相場で細かいローテーションを示すため(RSIよりも早期に示すケースが多い)、トレーダーに好まれる傾向があります。±80で滑らかにスイングする傾向があるため、迅速に平均回帰シグナルを発生させます。トリプルRCI設定(9/26/52)としてもうまく機能するため、1つのウィンドウで短期的、中期的、長期的モメンタムを確認できます。
トリプルRCI(例えば、9/26/52)
- RCI(9):迅速に反転し、エントリーするタイミングの目安
- RCI(26):構造と確認
- RCI(52):背景のトレンドバイアス
一般的なルール:短期RCIが中期RCIを超えた状態で長期RCIが上昇すると、強気な傾向になります。逆に短期RCIが中期RCIを下回った状態で長期RCIが下降すると、弱気な傾向になります。
Forex Tester Onlineの使用方法
- インジケーターをインポートしてカスタムRCIを追加したら(ない場合)、RCI(9)、RCI(26)、RCI(52)を組み合わせてアタッチします。
- テンプレートとして保存します(「トリプルRCI」などの名前を付ける)。
短期RCIと中期RCIが0ラインの近くで交差したときにエントリー、ならびに±80での反転や構造のエグジットをバックテストします。
RSIとRCIの比較表(FTOバックテスト実行時)
以下の内容は、RSIとRCIの特徴を比較した実用的な表で、USD・JPYペア(H1、2025年)を使用してForex Tester Onlineで検証した結果です。実際の取引を開始する前にテストの参考にし、ご自身のバックテストを実行してみてください。
| RSI | RCI | FTOバックテスト (USD・JPYペアH1、2025年の範囲) | |
|---|---|---|---|
| 数値 | 0〜100 | −100〜+100 | – |
| 基礎となる計算 | 平均利益と平均損失の比率 | 価格と時間によるスピアマン式順位相関 | – |
| 一般的な閾値 | 70/30(買われすぎ・売られすぎ) | +80/−80(買われすぎ・売られすぎ) | 広い範囲では、RCIは頻繁に閾値に達する |
| ベースとなるパラメーター | 14 | 一般的な数値設定:9/26/52(トリプルRCI) | 通貨ペアやセッションによって最適な時間枠が異なる |
| シグナル密度 | 少なくて満たす条件が厳格 | 頻度が多い(通常は最大2倍) | RCI ≈ RSIと比較するとシグナルが2.1倍になる |
| 相場の互換性 | トレンド反転やダイバージェンスがスムーズ | 広い範囲、反転、平均回帰に反応する | 範囲:RCIの方が明確 |
| レスポンス性 | 滑らかで多少遅れる傾向がある | より敏感で早期に反応する | 一致:RCIは早期段階で激しい動きを見せる |
| ダイバージェンス | 標準(価格とオシレーターの比較) | あるが、タイミングに基づく±80スイングが多い | 両者とも使用できるが、コンテキストが重要 |
| 併用 | BB、MACD、200-EMAで併用されることが多い | トリプルRCI(9/26/52)のみと併用されることが多い | 両者とも基本的な構造フィルターで強化 |
| ダマシのリスク | トレンドで発生リスクが低いが、短い時間枠で発生リスクが高い | フィルターなしで高くなる。マルチラインRCIルールでリスクが低減される | 両者にセッションとトレンドフィルターを追加 |
| 読みやすさ | 非常にシンプルで、プラットフォーム間で一般的に使用される | 習得すると読みやすくなる。線は0/±80前後を推移する | 両者ともテンプレートを使用すると初心者にも利用しやすい |
なお、実際のバックテスト結果に興味を持っている方が多いと思いますが、Forex Tester Onlineで実行した2年間分のバックテストから入手した勝率の表を紹介します。
| 通貨ペア | 期間 | RSI勝率/PF | RCI勝率/PF | シグナル比 |
|---|---|---|---|---|
| USD・JPY | 1H | 52%/1.1 | 58%/1.4 | RCI:2.1倍 |
| GBP・USD | 4H | 55%/1.2 | 62%/1.6 | RCI:1.8倍 |
注意するミス
- 誤検知が多すぎる – 長い時間枠で設定が失敗したら、スキップしましょう。
- コンセプトをごちゃ混ぜにする – RSIは相対力指数で、RCIは順位相関指数であることを覚えておきましょう。閾値、エントリールール、エグジットルール、フィルター方法(トレンドまたは範囲)、1トレード当たりのリスクなどを記載したチェックリストを作成し、それぞれの特性を理解しましょう。
- 市場状況を理解しない – RSIが50近くに推移する場合、範囲内である可能性が高くなります。シグナルはトレンドトレードではなく、平均回帰として扱いましょう。または、バイアスがなくなるまで行動せずに注視します。
実践戦略の2選 – Forex Tester Onlineで65%を超える勝率
このような戦略では、効率的なトレードは保証されないことに注意してください。過去の実績は今後の結果を保証するものではありません。トレードは自己責任で行ってください。
1)時間枠によってトリプルRCIが交差するタイミング(9/26/52)
3種類のラインがあります。RCI(9)は短時間の反転、RCI(26)は構造の検証、RCI(52)はバイアスに使用します。穏やかで安定した市場では、強気の動きを望む場合は長期的ラインが0を超過または近くに留まるまで待ちます(弱気の動きの場合は0を下回るまで待つ)。短期的ラインが0前後で中期的ラインを交差したら、トレードをエントリーします。短期的ラインが±80に達して反転(または1.5Rで)したらエグジットしましょう。リスクは1トレード当たり1%に維持してください。

Forex Tester OnlineでUSD・JPY H1に実際のスプレットと手数料を設定したら、対象の時間枠を再生します。「トリプルRCI」テンプレートを保存したら、東京セッションをロンドンやニューヨークと比較するために各トレードにタグ付けしてください。紹介する例では、このテンプレートは範囲を重視した年で65%の勝率と1.4に近いプロフィットファクターを達成しました。使用する数値が異なるため、異なる日付の範囲に再テストすることをお勧めします。発想はシンプルで、短期的ラインはタイミングを特定し、中期的ラインはそれを検証し、長期的ラインは強いトレンドのリスクにさらされないように注意を喚起します。
2)RSIとRCIの重複ポイントが明確な逆張りトレンドを示す
RSIはコンテキストを設定する一方、RCIはエントリーのタイミングを示します。RSI(14)が30から反転して、50を超えてクロースした後、RCI(9)が0付近で反転(またはRCI(26)を交差)するタイミングを狙います。弱気の動きを望む場合、このコンセプトを逆にします。RSIが70から拒否されて50を下回った状態でRCI(9)が下落に反転します。1.2〜1.5Rを狙ってスイングポイントの後を注目してください。リスク率を0.5〜1%の範囲に留めておきましょう。

FTOでブラインドテストモードを有効にし、すべてのトレードを「RSI 50回収とRCI反転」として記録し、RSIやRCIを単独で使用したときのトレードと比較してみましょう。RCIのみの場合よりもトレード数が少なくなりますが、変動が激しいセッションで精度が向上します。RSIは勢いが発生している場所を特定するため、RCIは価格が実際に反転するタイミングでエントリーできるようにします。
FTOでバックテストするためにこのような戦略を活用できます。
関連記事:良い取引サインを実現するMACDとRSI組み合わせの方法
Forex Tester OnlineでRCIまたはRSIをテストする方法
バックテストにより、リスクをかけずにインジケーターを知ることができます。Forex Tester Onlineでは過去数年分のデータを再生し、RSIとRCIの違いを比較し、ルールを理解できるまで練習することができます。
FTOでテストする手順
1)アクセスする
FTOウェブサイトにアクセスして「始める」をクリックします。アカウントを作成してプラン(分単位データまたはティックデータ)を選択したら、ログインします。

2)プロジェクトを作成する
「+新規プロジェクト」をクリックします。銘柄(USD・JPYやEUR・USDなど)を選択したら、開始日・終了日と時間帯を設定します。

フローティングスプレッド、手数料、スリッページを有効にして本格的なシミュレーションを再現します。必要に応じてブラインドテストモードを有効にして銘柄や日付を非表示にすると、先入観を軽減できます。
3)インジケーターを追加する
「インジケーター」を開きます。

- RSI(14)に「70/30/50」でラインを追加します。
- RCI(シングルまたはトリプルRCI:9/26/52)に「+80/−80/0」でラインを追加します。両者とも1つまたは個別のウィンドウに設定します。再利用できるようにテンプレートとして保存してください。
4)トレーディングルールを定義する
「再生」する前に、簡単でテスト可能なルールを記述します。以下のような例を一部紹介します。
- RSI設定 – 30から反転した後に購入し、50を超えたらクローズします。70で拒否された後に売って50を下回った状態でクローズします。1.2〜1.5Rまたはオポジットシグナルでエグジットします。
- RCI設定 – 範囲ではRCI(52)をバイアスとして使用し、RCI(9)が0付近で反転したらトレードを実行します。±80で反転またはRが固定したらエグジットしてください。
- 重複点 – RSI 50回収とRCI(9)反転は、最後のスイングを下回って・超えてストップします。1トレード当たり0.5〜1%のリスク。
※すべてのエントリー、エグジット、リスク内容は1つのメモにまとめましょう。
5)再生とトレード
「再生」をクリックします。速度調整つまみを使用してバー単位で再生するか、ティック単位で高速に再生できます。

シグナルが発生したら「新規注文」で発注します。後の参考のためにスクリーンショットとタグを追加します(「RSI 50回収」や「RCI高速クロス」など)。
「移動」で安定した期間をスキップしたり、セッション(東京、ロンドン、ニューヨーク)に移動したりすることができます。
6)分析データを確認する
毎回実行した後に「統計」を開きます。
勝率、プロフィットファクター、エクイティカーブ、ドローダウン、MAE/MFEを確認します。

時間帯とセッションで分類します。「RSIのみ」、「RCIのみ」、「RSIとRCI」の結果を比較してみてください。トレードデータをCSV形式でエクスポートして詳細を確認します。
7)反復して調整する
一度に1つの可変数値を変更します(RSIの長さ、RCIウィンドウ、ストップモデル、ターゲットモデルなど)。サンプルとは異なる日付で再テストしてください。
結論
RSI RCI違いは各インジケーターが測定する内容によります。RSI(相対力指数)は損益のバランスを評価する(RSI計算式を参照)一方、RCI(順位相関指数)は価格と時間の順位関係を計測します(RCI計算式)。従って、RCIとRSIはそれぞれ異なる動きを示します。レンジ相場では、RCIはシグナルを多く示して早期段階で反転する一方、RSIは反転やダイバージェンス確認で明確な動きを示します。推測に頼らず、Forex Tester Onlineでぜひバックテストを実践しましょう。
免責事項
トレードにはリスクを伴います。この記事で紹介するインジケーターはあくまでも説明のために使用されており、資金運用に関するアドバイスではありません。過去の実績は今後の結果を保証するものではありません。資金をかける前に必ず戦略をテストしてください。
よくある質問
RCIはRSIよりシグナルが多いですか?どうやって使い分けますか?
多くの場合は多いです。RCIは順位に基づいているため、レンジ相場でシグナルを多く示す傾向があります。RSIの場合はシグナルが限定され、勢いとダイバージェンスを確認する目安になります。実用的な使い分け方法では、RCIはタイミングに使用されますが、RSIはコンテキストに使用されます。お使いの通貨ペアと時間枠に適した手法を確認するため、Forex Tester Onlineでこの組み合わせを必ずバックテストしてください。
RSIとRCIの買われすぎ/売られすぎの閾値は?
一般的なベースラインには、70/30でのRSIと+80/−80でのRCIがあります。両者とも単独のトリガーではなく、コンテキストとして扱ってください。RSI 50ライン、構造、トリプルRCIと合わせることでエントリーのタイミングを強化しましょう。一貫したルールと日付により、Forex Tester Onlineで制御されたバックテストを実行することで、閾値を検証してください。
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