でまとめる。:
RCIは順位ベースのモメンタムや転換を示しますが、MACDはトレンドやモメンタムの変換を示します。この両者を併用するとシンプルで実用的な手法を得られます。MACDは方向と構造に使用して、RCIはタイミングの微調整に使用します。すべてのローソク足を推測せずに、押し目買いと戻り売りの明確なエントリーポイントを求めるトレーダーに対し、この組み合わせは5分足/15分足に効果を発揮します。
ほとんどのトレーダーは理論を知っていても、トレードのタイミングを逃してしまいます。タイミングとたましの制御がポイントになります。ルールや設定(MACD 12-26-9 + RCI 9-26-52など)がなければ、エントリーやエグジットがずれて勝率が低下します。特に変動が激しい時期にはこのような傾向が強くなります。
これには検証が不可欠です。検証してティック単位の履歴を再生し、通貨ペアやセッションにRCI × MACDルールを実践し、資金をかける前に結果を測定します。実際に発生するコストやスプレッドを再現してゴールデンクロス・フィルター、マルチ時間枠のタイミング(5分と1分)、ダイバージェンス反転を実践します。データで実証された手法やルールだけを採用します。
このガイドでは良く使用される3つの戦略、それぞれの検証方法、活用方法について紹介します。

基本的な設定方法と推奨されるパラメーター
簡単な設定から始めましょう。方法とタイミングにはそれぞれMACD(12、26、9)とRCI(9、26、52)を使用します。この設定では、デイトレードに対して5分足/15分足のベースライン手法として効果を発揮し、長期的な市場には最大1時間足が適しています。組み合わせの内容を一定に保ちながら、それぞれの効果や傾向を探ります。
読み込むパラメーター
MACD(Moving Average Convergence Divergence)| 12、26、9: 構造とモメンタムが転換すると、クロスオーバーとゼロラインを読みます。
RCI(Rank Correlation Index)| 9、26、52:
- RCI(9)= 早期にトリガー
- RCI(26)= 確認
- RCI(52)= 背景バイアス
関連記事: RSIとRCIの違いとは?計算式、使い方、Forex Tester Onlineでの比較を実証
プラットフォームのメモ
実行にはMT4/5を使用します。
Forex Tester Onlineは20年分以上の分・ティックデータ(短い時間枠のUSD/JPY精度には不可欠)を再生できるため、検証に使用します。インストールは一切不要でスマートフォン、タブレット、パソコンのブラウザー(OS問わず)で利用できます。
簡単な開始手順
- MACDが示す方向でトレードします(ゼロ水準の上または下)。
- RCI(9)がRCI(26)と重なったタイミングでエントリーし、RCI(52)がバイアスに沿って推移したらエントリーします。
- RCIラインが同時に横ばいに推移(範囲/だましのリスクあり)したらスキップしてください。
- すべてのトレードを記録します。検証したら、1項目の数値のみを調整して再検証してください。
勝利に導く3つのコア戦略
以下の例では、RCIとMACDをわかりやすく組み合わせた3つの手法を紹介します。基本設定(MACD 12-26-9、RCI 9-26-52)を変更せずに適用します。この記事では、Forex Tester Onlineを使用してそれぞれの手法を検証する方法について、のちほど説明します。
1)ゴールデンクロス・フィルター – バイアス制御でエントリーを把握する
長期RCIがバイアスに沿って推移した場合のみにゴールデンクロスを信用します。強力なモメンタムを活用してだましを回避できます。

ルール(5分足/15分足)
- 方向 – MACDが「0」を上回るか、上方に交差する(ゴールデンクロス)。
- バイアス – RCI(52)が底打ちして上方に転換するか、すでに「0」を上回っている。
- タイミング – RCI(9)が上方に転換してゼロ水準を上回り、RCI(26)は横ばいから上方に推移します。
- エントリー – 小規模なプルバックの後、ローソク足の終値で買います(押し目買い)。
- エグジット – 直近のスイングハイまたは1.5Rを最初に狙い、小規模なスイングの下でトレイル注文します。
- リスク – トレードごとに0.5〜1%が目安。スプレッドが広がったらスキップしてください。
MACDはトレンド構造を示し、RCI(52)は弱いトレンドをフィルタリングし、RCI(9)はトリガーを示します。エントリーのチャンスが少ないほど、勝率が安定します。
2)マルチ時間枠のタイミング(5分と1分)- 急速な市場で正確なエントリーを実現
方向には5分足MACDを活用したら、1分足RCIの正確なトリガーを参考にし、リスクを制限します。

ルール
- 方向(5分足)– MACDが「0」を上回ると長期バイアス、「0」を下回ると短期バイアス。
- トリガー(1分足)– 買い注文の場合、RCI(9)は「0」付近で上方に転換する一方、RCI(26)は横ばいから上方に推移し、RCI(52)は「0」以上に推移します。売り注文の場合はその逆が適用されます。
- エントリー – 1分足が確定したらエントリーします。価格が延長したら小規模なプルバックが発生するまで待ちます。
- エグジット – 1.0〜1.2Rでスケーリングし、5分足スイングが発生するまで待ちます。
- リスク – ストップ条件を維持します(最後の1分足スイングの下)。マイクロ構造がブレイクした場合、すぐにエグジットしてください。
長い時間枠が動向を示す一方、短い時間枠がタイミングを示します。経済速報に対する市場反応に対抗した注文、あるいはセッションが開始された際の衝動的な反応に最適です。ただし、だましにはくれぐれも注意してください。
3)ダイバージェンス反転 – 転換点を特定する
MACDにダイバージェンスを使用してモメンタムの衰退を捉えたら、RCIによって実際の転換点が特定されるまで待ちます。

ルール(15分足または1時間足)
- シグナル – 価格は新たな高値に達しても、MACDヒストグラム・ラインが新たな高値(弱気なダイバージェンス)に達しません。強気なダイバージェンスの場合、逆のトレンドが発生します。
- 確定 – RCI(9)は反転に沿って「0」ラインを交差し、RCI(26)も同様なトレンドを見せます。RCI(52)は横ばいに推移(トレンドのモメンタムが失われる)します。
- エントリー – RCI(9)の確定後に最初のクローズでエントリーし、損なわれた構造の再テストをお勧めします。
- エグジット – 1.2〜1.5Rで部分的にエグジットします。RCI(9)の反転またはMACDクロスバックに完全にエグジットします。
- リスク – ストップの参考としてダイバージェンスを超えた前のスイングを使用します。ボラティリティが激しくなったらサイズを小さくします。
MACDはモメンタムの衰退を特定します。まだ衰退していないトレンドに対抗しないように、RCIはスムーズでルールに則ったトリガーを示します。
Forex Tester Onlineで手法を検証する方法
検証は「見た感じ」ではなく、「実証された手法」に基づきます。Forex Tester Onlineでは、資金を一切かけずに実際の過去データでRCI × MACD 手法を検証できます。
RCI × MACDにForex Tester Onlineを活用するメリット
✅ 20年分以上のティックデータ(FX、暗号通貨、株、指数、商品)
✅ 50のインジケーターとカスタムインジケーター
✅ プローディングスプレッド、手数料、スリッページのシミュレーション
✅ ティック単位で再生して正確なクロスとゼロラインテスト可能
✅ スムーズな描写ツール、マルチチャート・レイアウト(5分足と1分足)
✅ ブラインドテストモードで銘柄、時間、時間枠を非表示にして先入観を取り除く
✅ 任意の日付とセッションに移動し、イベント週にニュースマーカーを使用可能
✅ ビルトイン分析データ – 勝率、プロフィットファクター、ドローダウン、エクイティカーブ、MAE/MFE
✅ CSVをエクスポートして詳細を確認・分析
✅ 高ボラティリティの期間に既製シナリオを利用可能
✅ その他にも色々あります
ミニガイド – FTOで「ゴールデンクロス・フィルター」をバックテスト
ステップ1 – アクセスする
FTOウェブサイトにアクセスして「始める」をクリックします。プランを選択してアカウント作成が完了したらログインします。

ステップ2 – プロジェクトを作成する
「+ 新規プロジェクト」をクリックして「RCI×MACD ゴールデンクロス」という名前を付けてください。「USDJPY」またはお好みの通貨ペアを選択し、広範囲の日付レンジ(3〜10年)を指定します。バーチャル預金を設定したら、フローティングスプレッド、手数料、スリッページを有効にして本格的なシミュレーションを再現します。

オプション – ブラインドテストモードを有効にして先入観を取り除きます。
ステップ3 – チャートを設定する
MACD(12、26、9)とトリプルRCI(9、26、52)を追加します。

- MACD – ゴールデンクロスとゼロラインを表示します。
- RCI -(9)= トリガー、(26)= 確認、(52)= 長期バイアス。
5分足や15分足に再利用できるように、テンプレートとして保存しましょう。
ステップ4 – チャートにルールを記入する
ゴールデンクロス・フィルター(バイアス制御でトレンドエントリー)
- 方向 – 「0」を超えるMACDまたは発生したばかりのゴールデンクロス。
- バイアス – RCI(52)は底打ち/上方転換しているか、すでに「0」を超えている。
- タイミング – RCI(9)は上方転換して「0」を突破し、RCI(26)は横ばいから上方に転換する。
- エントリー – 小規模なプルバックの後、ローソク足の終値で買います(押し目買い)。
- エグジット – 最後のスイング高値または1.5Rを最初に狙い、スイング安値の下でトレイル注文します。
- リスク – トレードごとに0.5〜1%が目安。スプレッド幅が広い条件はスキップします。
この設定内容は実行中に固定したままにし、テスト中に変更しないでください。
ステップ5 – 再生してトレードを実施する
「再生」を押して速度つまみ(バー単位または高速ティック)を使用します。
求める条件が揃ったら、「新規注文」をクリックします。

すべてのトレードをタグ付け(「MACD GC + RCIトリガー」)してスクリーンショットを追加します。
「移動」機能を使用してセッション間やイベント週の間を移動することができ、インジケータータッチなどの特定イベント間も移動できます。
結果と分析データ – 成功したときの結果
「統計」を開いて勝率、プロフィットファクター、最大ドローダウン、エクイティカーブ、MAE/MFE、取引時間を確認します。
Forex Tester Onlineでは、強固なRCI × MACDを適用したテストにスムーズなエクイティカーブ、1.2〜1.5を超えるプロフィットファクター、リスク計画に適した最大ドローダウン、大規模なサンプルに安定した勝率が示されます。

プロフィットファクターは、リスクをかけた取引ごとに稼いた金額の比率を表します。最大ドローダウンは、テスト中におけるエクイティの最大下落幅を表します。勝率は儲かったトレードの割合を指します。それぞれ個別でなく、一緒に評価して通貨ペアと数年にわたって維持されていることを確認してください。原則として、手法をシミュレーターで試して100件のトレードで一貫した良い結果を出さない限り、実証されたとは言えません。
トレードスタイル、リスク管理、心理などには基本的な統計に加え、カスタマイズされた推奨事項を確認することができます。
これらの情報を利用してテストを反復して検証することができます。最適で効果的な手法に出会うまでステップごとに戦略を改善したら、実際の市場でやっと適用することができます!
トラブルシューティング – RCIとMACDによくあるミス
- 特定の範囲で交差するたびにトレードすること。両者とも横ばいになったらスキップしましょう。
- 長い時間枠を確認しない。5分足/15分足を1時間足バイアスと合わせましょう。
- RCIを確認せずにMACDシグナルを頼りにすること(またはその逆)。
- パラメーターをコロコロ変えること。テスト中に設定を変更すると良質なデータが得られません。
- コスト等を配慮しないこと。大幅なスプレッドやスリッページは精度を損ねます。
- メジャーなローソク足の後にゴールデンクロスに遅くエントリーすること。小規模なブルバックが発生するまで待ちます。
- 検証しないこと。実際のトレードを実践する前に100件以上のトレードを実行しないことはご法度です。
- ブラインドテストをしないこと。未来のバーを見ると、結果に対して先入観を抱く傾向が強まります。
- しっかり記録しないこと。トレード内容(セッションや設定)をタグ付けしないと、正確な分析が得られません。
- カーブフィッティング。つまり、検証を徹底せずに1年または1つの通貨ペアに頼ること。
免責事項
トレードにはリスクを伴います。この記事で紹介するインジケーターはあくまでも説明のために使用されており、資金運用に関するアドバイスではありません。過去の実績は今後の結果を保証するものではありません。資金をかける前に必ず戦略を検証してください。
結論
この2つのインジケーターを組み合わせると良い結果を得られます。RCIはモメンタムと転換点を示す一方、MACDはトレンドと構造を示します。資金をかける前に、両者を組み合わせて簡単な設定を実践し、Forex Tester Onlineでルールを検証しましょう。実際のコストを再現して数年分のデータを再生し、100件以上のトレードを実践し、通貨ペアやセッションでプロフィットファクター、ドローダウン、勝率を伴うトレードのみを維持してください。
ルールに良いデータが示されたら、実際のトレードに活用してみてください。良い結果が出ることを祈ります。